2 工学部の教育体系
(2)科目の構成
体育健康科目では、健康管理とコミュニケーション能力の向上のために、理論科目と実技科目を用意しています。理論科目では健康管理と動きのメカニズムについて学び、実技科目ではスポーツを通じたスポーツマンシップの実践とコミュニケーションについて学びます。大学生の期間は、子どもから大人になる過渡期のため心身が不安定になりやすい時期であり、その状況を理解して対応することが重要です。体育科目の履修を通じて、信頼される社会人になる準備として健全な心身の自己管理能力を身に付けましょう。
◎必修、○選択必修、△選択、□自由
科目名 | 単位 | 週 コマ 数 |
授業 形態 |
機械工学課程 | 物質化学課程 | 電気電子工学課程 | 情報・通信工学課程 | 土木工学課程 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基幹機械 コース |
先進機械 コース |
環境・物質 工学コース |
化学・生命 工学コース |
電気・ ロボット 工学コース |
先端電子 工学コース |
情報通信 コース |
情報工学 コース |
都市・環境 コース |
||||
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
単位区分 開講期 |
||||
スポーツ健康学 | 2 | 1 | 講義 | △ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
スポーツバイオメカニクス | 2 | 1 | 講義 | △ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
コンディショニング演習 | 2 | 1 | 演習 | △ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
スポーツ科学実技1 | 1 | 1 | 実技 | ◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
◎ 1前/後 |
スポーツ科学実技2 | 1 | 1 | 実技 | △ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
△ 1前/後 |
スポーツ科学実技3 | 1 | 1 | 実技 | □ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
スポーツ科学実技4 | 1 | 1 | 実技 | □ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
□ 1前/後 |
※ | 開講期の【前期・後期】は、当該年度の時間割を参照してください。 |
体育健康科目は 1~4年生まで 4年間にわたって自由に選択して履修することができます。
・理論科目:3科目
・「スポーツ健康学」
人間が生活する上で必要不可欠である「健康」がスポーツとどのように関連しているかについて、様々な角度から考え、理解することを目的とした授業です。
・「スポーツバイオメカニクス」
スポーツや日常でのヒトの身体の動きを客観的に捉え、それをさまざまな場面に生かすための方法を学びます。
・「コンディショニング演習」
体調管理に関する基礎知識を学び、客観的な数値から自分に適したトレーニングを立案し、実施できるようにします。
・実技科目:「スポーツ科学実技1~4」
複数種目が用意されており、その中から自分が好きな種目を選んで履修します。最初に単位取得した科目が「スポーツ科学実技1」として認定され、以後「4」まで最大4種目単位認定されます。「1」は必修、「2」は選択、「3」「4」は自由科目となるため、卒業要件に参入させる単位は2種目分のみです。
スポーツ技術や体力の向上を目指しながら、スポーツマンシップの実践、安全な身体活動の実践、他者への気配りとリーダーシップ等の達成状況を評価します。
大人として信頼される自己確立を目指し、コミュニケーションの基本的な姿勢として、連絡、相談、報告の習慣化、礼儀とエチケット、目的達成のために何ができるか常に気を配り行動に移す習慣、チームの仲間の力を引き出すためにミスをされた時の態度、ミスをした時の態度、またゲームで勝った時の態度、負けた時の態度など、感情に流されず大人として品位をもって振る舞うための姿勢を学びます。
実技種目のうち、履修にあたって注意を要する種目を記載します。
・「ゴルフ2」
「ゴルフ1」の履修が前提条件となります。夏季休暇中に一般のゴルフコースにて行う集中授業となります(3泊4日、9月中旬頃予定)。費用は受益者負担になります(約4万円)。通常の履修登録期間ではなく、6月に説明会を実施しますので履修希望者は必ず参加してください。
・「ウェルネススポーツ」
多種多様な簡易種目を単元毎に実施します。(例:球技、有酸素運動、トレーニング等)
・「スキー」
学外のスキー場にて行う集中授業となります(3泊4日、2月中旬頃予定)。費用は受益者負担になります(約4.5万円)。通常の履修期間ではなく、12月上旬頃に募集説明会がありますので履修希望者は必ず参加して下さい。
※上記に限らず、実技の種目については履修希望人数が多い場合は抽選となります。