(2)科目の構成

英語科目
1) 科目系列の概要

グローバルに活躍する技術者に必要な英語コミュニケーション能力を修得するための科目です。確かな基礎力のニーズに即した英語力、工学研究や実務につながる応用力をつけ、英語で情報を得て発信するための知識や技能を修得します。

英語科目は全て2単位です。1年次必修科目である「Reading & Writing 1」を前期に、「Listening & Speaking 1」を後期に履修します。これら2つの必修科目以外に、他の英語科目を選択し受講することができます。卒業に必要な英語の単位数や科目はコースによって異なります。自分が必要とする単位数、自分の学びたい内容、自分の英語力と授業のレベルを考え、計画的に必修科目以外の科目を履修してください。クラス定員数より受講希望者数が多い場合は抽選となります。 TOEIC 500点前後の英語力を有していることが望ましい科目があります。履修の順序は特に決まっていません。

2) 各コースにおける開講状況

◎必修、○選択必修、△選択、□自由

科目名 単位
コマ
授業
形態
機械工学課程 物質化学課程 電気電子工学課程 情報・通信工学課程 土木工学課程
基幹機械
コース
先進機械
コース
環境・物質
工学コース
化学・生命
工学コース
電気・ロボット
工学コース
先端電子
工学コース
情報通信
コース
情報工学
コース
都市・環境
コース
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
単位区分
開講期
Reading & Writing 1 2 1 講義
1前

1前

1前

1前

1前

1前

1前

1前

1前
Reading & Writing 2 2 1 講義
2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後
Listening & Speaking 1 2 1 講義
1後

1後

1後

1後

1後

1後

1後

1後

1後
Listening & Speaking 2 2 1 講義
2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前
TOEIC 2 1 講義
1前/後

1前/後

1前/後

1前/後

1前/後

1前/後

1前/後

1前/後

1前/後
工学英語 1 2 1 講義
2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前

2前
工学英語 2 2 1 講義
2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後

2後
Academic English 2 1 講義
3前/後

3前/後

3前/後

3前/後

3前/後

3前/後

3前/後

3前/後

3前/後
開講期の【前期・後期】は、当該年度の時間割を参照してください。
3) 構成科目について

①Reading / Writing 科目
・「Reading & Writing 1」
ReadingとWritingの基礎力を高めるクラスです。 授業点と学期末に行われるTOEIC IPの点数の合計により成績が出ます。 この科目の単位は卒業に必要なので、合格しなかった場合は再度履修してください。
・「Reading & Writing 2」
「Reading & Writing 1」の上位クラスで、ReadingとWritingの力をさらに高めるためのクラスです。累積GPAの平均が2.0以上であることが必要です。TOEIC 500点前後の英語力を有していることが望ましいです。
(註:TOEIC IPとはTOEICの団体特別受験制度のことです。)
 

② Listening / Speaking 科目
・「Listening & Speaking 1」
ListeningとSpeakingの基礎力を高めるクラスです。授業点と学期末に行われるTOEIC IPの点数の合計により成績が出ます。この科目の単位は卒業に必要なので、合格しなかった場合は再度履修してください。
・「Listening & Speaking 2」
「Listening & Speaking 1」の上位クラスで、さらにListeningとSpeakingの力を高めるためのクラスです。TOEIC 500点前後の英語力を有していることが望ましいです。
 

③ 工学英語科目
・「工学英語 1」
・「工学英語 2」
数量表現、数式の読み方、実験レポートの英文の特徴など、理工系の英語の基礎的語彙・表現の習熟に努め、専攻する分野で必要となる英語の読解力および表現力の基礎を養います。
 

④ TOEIC科目
・「TOEIC」
TOEICで比較的高得点が取得できる英語力のある学生向けの授業です。TOEIC 500点前後の英語力を有していることが望ましいです。Listening SectionとReading Sectionの問題を練習し、また頻出単語や文法も学習します。授業点と学期末に行われるTOEIC IPの点数の合計により成績が出ます。
 

⑤ 論文作成・プレゼンテーション科目
・「Academic English」
書く力と話す力の応用として、理工系の英語による研究論文の書き方の基礎を学び、学問や研究の場で求められる英語によるプレゼンテーションの仕方を学びます。自身の学問分野での活動を英語で発表できることを目標とした授業です。

4) その他

・継続履修の勧め
語学は継続して学修することにより効果が期待できます。就職活動や大学院受験に際して「もっと英語をやっておけばよかった」という声をよく聞きます。また、卒業後の業務や研究の場で英語の必要性をあらためて感じる人が多いのも事実です。大宮キャンパスでの1・2年次だけでなく、3・4年次にも豊洲キャンパスで開講の英語科目を継続して履修することを勧めます。

・学習サポート室利用について
英語の授業でわからないことや、英語学習一般での相談がある場合は、積極的にサポート室を利用してください。

・履修条件について
英語科目の履修条件を正確に把握しておいてください。また、わからないことや不安なことがあれば、所属する課程の先生、または英語専任教員に相談してください。