3 授業と単位

(1)授業

  • 授業には、以下の形態があります。

講義科目
コースで教授すべき知識を体系的に整理し、講義形式で行う科目です。

講義以外の科目(体験科目)
演習・設計・製図・実験・実習・実技などで、知識を体得させ、現象に触れてイメージを描き、自ら創造・計画する能力を育成する科目です。

(2)単位

  • 単位とは、授業科目の学修量を数値化したものです。
  • 教育課程(カリキュラム)に従い、科目を履修し、試験等に合格することによってその科目の単位を取得したものと認められます。
  • 各授業科目の1単位は45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とします。
  • 単位数は、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修時間等を考慮して、次の基準によって計算されます。
    1. ① 講義及び演習の授業科目については、15時間から30時間までの授業をもって1単位とする。
    2. ② 実験、実習及び実技等の授業科目については、30時間から45時間の授業をもって1単位とする。
    3. ③ 卒業論文、卒業研究の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して単位数を定める。
  • 2単位の講義科目の場合、90時間の学修が必要となります。講義1時限は100分間なので、大学での授業時間に加えて、自学による事前準備(予習)と確認(復習)の学修が求められています。シラバスに書かれた学修時間を守ってください。
  • 授業は事前準備(予習)を前提として行われますので、シラバスに書かれている予習項目にしっかりと取り組み、授業に出席してください。また、次回の授業までにその回の授業の確認(復習)を行い、理解をより一層深めることに努めてください。授業を欠席することは、学修内容の未達につながります。

(3)単位の区分

  • 単位は以下の4つに区分され、各年次に配当されています。
  • 各授業科目は配当されている年次以降に履修することができます。
  • 単位区分と配当年次は各科目群の図表を参照してください。

必修科目
所属コースで修得を義務付けられた科目です。卒業時までに必ず単位を取得しなければなりません。

選択必修科目
所属コースで特定する授業科目グループから指定の単位数を卒業時までに必ず取得しなければなりません。

選択科目
各自の関心や必要に応じて自主的に選択する科目です。

自由科目
各自の関心や必要に応じて自主的に選択する科目ですが、卒業要件に含まれません。

(4)学期

  • 本学は、1年間を二つの学期に分ける二学期制(セメスター制)と1年間を四つの学期に分ける四学期制(クオーター制)を採用しています。セメスターは、14週間で完結し、クオーターは7週間で完結します。
  • セメスターの時期を特定する場合には名称として「前期」「後期」を使用します。その略号として「1S」「2S」を使用します。
  • クオーターの時期を特定する場合には、名称として「第1クオーター」「第2クオーター」「第3クオーター」「第4クオーター」を使用します。その略号として「1Q」「2Q」「3Q」「4Q」を使用します。

(5)授業時間

第1時限 9:00 ~ 10:40
第2時限 10:50 ~ 12:30
第3時限 13:20 ~ 15:00
第4時限 15:10 ~ 16:50
第5時限 17:00 ~ 18:40
第6時限 18:50 ~ 20:30

(6)休講

  • 担当教員の学会参加、病気、その他の理由などにより予定していた授業ができなくなる場合、担当教員の判断で休講になることがあります。
  • 休講の情報は、ScombZから確認することができます。
  • これとは別に、台風など自然災害などの際には、臨時休講措置をとることがあります。

(7)補講

  • 上記の休講措置がとられた場合には、補講が行われます。また、予定していた授業内容が全て終了しない場合には、担当教員の判断で補講等が行われます。
  • 補講は原則として授業期間中に行われます。ScombZから確認することができます。

(8)欠席

  • やむを得ない理由で授業を欠席した場合は、「欠席届」を担当教員に提出することができます。「欠席届」が必要な場合は、欠席の日付・理由を証明する書類(下記Webサイト参照)を用意して、学事・学生課に申し出てください。発行された「欠席届」は、直接担当教員に提出してください。「欠席届」の取り扱いは、担当教員に一任されます。
〈各種届出用紙〉
https://www.shibaura-it.ac.jp/campus_life/guide/document.html