4 履 修

(1)履修登録とは

  • 大学では必修科目を除き、自分が受ける授業科目を自主的に決めることができます。
    そのため、自ら立てた学修計画に従って履修する授業科目を決めて必修科目を含めて各自が自らの責任で登録しなければなりません。これを「履修登録」といいます。
  • 各コースの進級・卒業研究 3への着手・卒業に係る条件を成立させるよう注意してください。
  • 履修登録は、前期および後期の授業開始前に設けられている履修登録期間内に、S*gsot(ガソット)より行います。履修登録の期間については、ScombZ(スコームツー)および本学Webサイトでお知らせします。
  • 登録方法については本学Webサイト上のマニュアルを参照し、分からない場合は学生課へ相談してください。

(2)履修登録の流れ

1) 時間割案の作成
  • 前期の授業開始前に行われるコース・学年別ガイダンスでの学修指導を受け、授業時間割を基に各自の時間割案を作成します。授業時間割は時間割検索システムを、各授業科目の講義内容はシラバス検索システムを参照してください。

    授業時間割は変更になることがありますので、履修登録前に必ず時間割検索システムで確認してください。

    時間割検索システム  :http://timetable.sic.shibaura-it.ac.jp
    シラバス検索システム :http://syllabus.sic.shibaura-it.ac.jp

2) 授業科目のガイダンスについて
  • 各授業科目の授業内容に関するガイダンスは、原則として初回の授業の中で行われます。
3) 履修制限について
  • 基礎・教養科目等では、教育効果を考慮して履修可能な人数を制限する場合があります。
  • 履修制限対象科目については履修制限人数を超えた場合に抽選を行います。
  • 履修登録できる単位数の上限は、原則、年間49単位(半期25単位)です(集中講義科目を除く)。
履修登録する際の注意事項
  • 自分が履修する科目は必修科目も含めて登録しなければなりません。履修登録期間後、必ず各自で登録科目の確認をしてください。確認期間を過ぎてからの履修登録はできません。
  • 通年開講科目および前期開講科目(第1クオーター・第2クオーター開講科目を含む)は前期履修登録期間内に登録し、後期開講科目(第3クオーター・第4クオーター開講科目を含む)は後期履修登録期間内に登録してください。
  • 集中講義科目は、本学Webサイトに記載されている開講期の履修登録期間に登録をしてください。
  • 教職課程受講者は、教職課程科目の登録も忘れずに行ってください。
  • 在籍学年より上級学年に配当されている科目は履修できません。
  • 同一曜日・時限に2科目以上の履修(重複履修)は原則としてできません。
  • 履修した科目が不合格となった場合、改めてその科目を履修することを「再履修」といいます。すでに合格して単位認定を受けた科目は再履修できません。
  • 履修科目の成績評価が「不合格(D・F)」であった場合、同一年度内に同一科目を履修することはできません(卒業研究を除く)。
  • 原則として、直前学期の学費が全額納入されていない場合は履修登録できません。

(3)他学部の科目を履修する場合(他学部履修)

  • 他学部履修制度は、幅広い分野の科目の聴講を目的とするもので、在籍学部の科目として開講されていない授業内容の科目が対象です。他学部の科目を履修する場合は、S*gsotでは登録せず、授業担当教員の許可を得て、学生課に登録申請する必要があります。具体的な申請方法については、各期の履修登録の案内をご確認ください。
  1. ① 他学部履修科目の卒業要件算入可否審査は在籍コースで行い、審査結果は後日通知します。
  2. ② 他学部履修申請した科目の履修取り消しはできません。
  3. ③ 他学部の科目は、在学中に30単位を限度に取得することができます。

(4)履修登録科目の確認

  • 履修登録をした科目は、S*gsotおよびScombZに表示されます。また、履修登録通知書もS*gsotからダウンロードできますので、科目名称、担当教員、曜日、時間などが正しく登録されているかを必ず確認してください。
  • この確認を怠り、履修登録されていない授業に出席し、試験を受けても無効となります。誤って履修登録された科目はそのまま成績評価されます。
  • 履修登録確認・修正期間中に修正(不要な科目の削除、必要な科目の登録)の手続きをしてください。

(5)学外単位等認定制度

  • 他大学等教育機関※1で本学入学前および在籍中に修得した単位を、本学の科目の単位として認める制度です。
上限単位数 60単位※2
学外単位等認定制度の注意事項
以下3点すべてに該当する場合は、本学および他大学等教育機関の履修申請前に履修指導学年担当または指導教員等の履修指導を受ける必要があります。また、履修登録単位数の上限は、本学と他大学等教育機関の科目を合わせて、原則年間49単位(半期25単位)です。
  • 単位を修得する目的で、他大学等教育機関の科目を受講する場合
  • 本学の科目を履修しながら、他大学等教育機関の科目を受講する場合
  • 他大学等教育機関の科目の開講期間が、本学の科目の開講期間(前期・後期、1Q~ 4Q)と重なる場合
  • ※1 大学・短期大学・高等専門学校専攻科、その他文部科学大臣が認めた教育施設。
  • ※2 学士入学、編入学、転部・転科、再入学等で認定された単位は含みません。

「学外単位等認定制度」は、以下に示す 1)~3) の3種類に分類することができます。
1) 申請単位認定
学生が独自に計画し学外単位等を取得する(した)場合
  • 在学中に学外単位等を取得し、本学で認定を受けようとする場合は、定められた期間内に学生課に申し出て所定の手続きをしてください。入学前に学外単位等を取得し、本学で認定を受けようとする場合の申し出は、入学時の決められた期間に限ります。
  • 工学部では、各種の英語検定試験の得点を以下のとおり単位として認定していますが所定の手続きが必要となります。
各種英語検定試験の単位認定について
  • 得点結果を証明する書類を定められた期間内に学生課に提出することにより、得点に応じて所定の科目名で単位が認定されます。
「学外英語検定」(2単位)
TOEIC730点以上
TOEFL(PBT)550点以上
TOEFL(CBT)213点以上
TOEFL(iBT)79点以上
英  検1級
  • ※アセスメントテストならびに「Listening & SpeakingⅠ」「TOEICⅠ」「TOEICⅡ」の履修
    学期末にTOEIC IPを受験した際の得点は、学外英語検定の対象となりません。
  • ※上記以外の本学内で実施される「TOEIC IPテスト」の得点
    「学外英語検定」の対象とします。
  • ※TOEIC、TOEFLの得点結果の有効期間
    検定試験の受験日から2年以内とします。

TOEICの詳細については、以下に記載があります。

2) 協定単位認定
本学部と学外教育機関との間に単位認定に関する協定が結ばれ、あらかじめ特定の単位が本学部の単位として認められている場合
  • 「協定単位認定」に関する協定を結んでいる学外教育機関としては次に説明する「東京理工系4大学による学術と教育の交流に関する協定」に基づく協定大学があります。
「東京理工系4大学による学術と教育の交流に関する協定」に基づく特別聴講生制度
  • 芝浦工業大学と工学院大学・東京電機大学・東京都市大学の4大学は上記協定に基づき各大学間の単位互換制度を設けています。それぞれの大学が定める科目を他の3大学の学生に対しても開放しており、この協定に基づき他大学の授業を聴講する学生を特別聴講生(芝浦工業大学が受け入れる他大学生の呼称。大学により呼び方は異なります)といいます。
  • 上記各大学の科目履修申し込み期間は年2回(前期:4月上旬、後期:9月中旬)あり、ScombZにて通知しますので、希望者は定められた期間内に学生課に申請を行ってください。
  • 各大学の時間割表・シラバス等は各大学Webサイトで確認してください。
  • 学生の申し込みに基づき、学生課より各大学に履修申請を行います。各大学にて審査が行われ、その結果が1週間~2週間程度で本学に通知されます。
  • ただし、正式に履修を許可されるまでの間についても履修を希望する各大学の授業には必ず出席し、不明な点などがある場合は各大学の教務課等に相談してください。
  • 聴講先での入学検定料・入学金・聴講料は免除されます。ただし、実験・実習等で特別にかかる費用は各大学の定めにより実費徴収されることがあります。
  • 特別聴講生の成績は各大学より学生課を通じて通知されます。なお、各大学で特別聴講生として取得した単位が卒業要件に算入されるかどうかは、特別聴講生の在籍コースが決定します。
3) 協定留学単位認定
本学と留学の協定をしている教育機関等へ留学した場合
  • 海外プログラムで認定した単位が卒業要件に算入されるかどうかは、各学生の在籍コースで決まりますので科目配当表(コース課程外)を確認してください。
TOEICについて
TOEICスコアとできること

卒業時までに、国際的に活躍するエンジニアに必要とされる英語コミュニケーション力やその基盤となる英語力を身につけることが望まれています。
以下は、TOEICのスコアと英語で何ができるのかを示した表です。本学で望まれるスコアは550点以上です。また、企業がグローバル化に対応するため会社員に期待するスコア平均は600点以上です。本学では年に4回TOEIC IPテストが実施されます。工学部では年に1回以上受験することになっています。目標スコアを決め、計画的に英語学習に取り組んでください。
正課授業の他に、大学では英語コミュニケーション力アップにつながる様々な方法を用意しています。(下記参照)。大いに活用してください。また、大学院進学を考えている学生は、大学院進学時に一定のTOEICスコアを取得していれば「グローバル理工系人材育成大学院給付奨学金」(返還不要)を受給することができます。

TOEIC L&R スコア別できること一覧
大学が提供する英語コミュニケーション力をつける方法
  • e-learning(スーパー英語)
  • 毎日学べる英会話教室(有料)
  • TOEIC対策講座
  • 研究室英会話
  • 短期語学研修(春休み・夏休み)
  • グローバルPBL
  • 海外インターンシップ
  • 交換留学(授業履修型・研究室配置型)